遊鬼の奮闘記

2019年2月13日に仕事をやめた記念にブログ開始。

その安定思考、本当に安定?

どうも遊鬼です。

今日は以前勤めていた会社の友人と会って食事をしました。

彼の昼休み中に会う約束をしたため時間があまりなかったですが、思いっきり話すことができました。

彼はとても人柄がよく、私が会社を辞めると言った時も人一倍心配してくれました。

彼は今でも会社に残り部門責任者の役職を目指して頑張っています。

もし彼が幹部になれたならばきっといい会社にしてくれるでしょう。

その時は戻ってもいいかな。(冗談)

しかし、彼は私の個人事業開業についてはあまり賛同していないようでした。

言い分としては

 

①身分が保障されない

②収入が安定しない

③結婚が難しい

④失敗した時に正社員に戻りにくい

 

とのことでした。

確かにその通りです。

反論の余地もありません。

しかしそれは覚悟のうえです。

それを理解しないほど私も馬鹿じゃないです。

個人事業主になれば正社員時代の安定を投げ捨てる代わりに無限大の夢を追う機会が得られます。

1度きりの人生、夢を追いかけていた方が幸せと私は考えただけです。

もし上手くいけば彼の挙げた問題点は全て解決できます。

私がそのように自分の考えを述べると彼は頑張れと言ってくれました。

いいヤツですよ。

その日の食事は彼が全額奢ってくれました。

事業が上手くいったら今度はお前が奢ってくれ……

そう言って彼は戦場へ戻っていきました。

その背中を見送る私はどこか寂しいような悲しい気持ちになりました。

何故ならその後ろ姿が会社を辞める前の私にそっくりだったからです……

彼の生き方を否定する気はありませんが、今の会社にいても彼が幸せになれないことは目に見えています。

昔と違い、今は真面目に勤めても昇給昇格は望めない時代になったのです。

たとえ昇格しても、責任と勤務時間が増えるだけです。

もちろん全ての企業がそうではありませんが、それも少数です。

だからこそ最初から給料がいい会社に行くべきなのです。

本当は辞めた方がいいと彼を説得したかったのですが、これは自分で気づかなければ意味がありません。

私も給料の低さを理由に親から会社を辞めろと言われ続けましたが、それでも3年は続けました。

社会に出て間もないクソガキ同然の私には何も見えていなかったのです。

やりがいというカタチのない目標を追う抜け殻になっていました。

今働いてる人、これから就職する人へ

具体性のないやりがいは捨て、現実味のある未来を追いかけてください。

 

友人S君へ

今日はありがとう、今度は私が奢らせてもらうよ。

その時、あなたが今の会社にいないことを切に祈っています。

 

真に友達思いの遊鬼でした。