白ひげは敗北者なのか
どうも遊鬼です。
最近youtubeを見ていると、ワンピースのmadをよく見かけます。
特に多いのが白ひげ(エース)関連のものです。
白ひげとはワンピースにおける世界最強の海賊です。
そしてその部下にエースというキャラクターがいます。
よくネタにされているのは海軍VS白ひげ海賊団の戦争の最終局面。
赤犬という海軍大将が白ひげは海賊王になれなかった敗北者であると宣言し、エースが激怒する場面です。
結局エースは返り討ちにされ、弟のルフィをかばって死にます。
そして白ひげも乱入してきた黒ひげに討たれます。
この場面だけ見ればエースは自分の慕う船長の面目を守るために立ち向かった勇敢な男として映るでしょう。
しかし、そこに至る経緯がマズかった。
当時私もリアルタイムで見ていましたが、これは滑稽でしたね。
なんせエースは直前まで処刑台のうえにおり、それを白ひげ率いる白ひげ海賊団が多数の犠牲を出しながらも救出した直後の出来事だったからです。
自分一人の命を救うために大勢の仲間が死んだにも関わらず、赤犬の安っぽい挑発に乗り自らの命を危険にさらす行為は漫画史上に残る愚行でした。
そして自らが死ぬことで文字通り白ひげが敗北者となってしまったのです。
とはいえ、ここでエースが死ななければ主人公ルフィの覚醒条件が整いません。
この時期のパワーインフレが進んだワンピースにおいて、主人公ルフィは兄エースを失った悲しみでパワーアップしなければこの先の敵に勝てません。
つまりエースの死は絶対に必要です。
ただし白ひげを敗北者にしない方法で……
ではどう死なせるのが正解だったのでしょうか。
これは私にも分かりません。
ただ一ついえるのは、エースのせいで白ひげは本当の意味で敗北者になったということです。
今日は以上です。
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